私服で登校するおしゃれな高校生活に憧れる人は年々増えており、それに伴う形で私服登校が可能な高校の数も増えています。そこで本記事では私服登校できる高校の傾向やメリットとデメリットについて解説します
現在、関東(東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城)で私服登校できる高校は133校あります。私服登校できる高校といえば定時制・通信制の高校を思い浮かべますが、なんと133校のうち93校が全日制の高校となっており、校則改革が進んでいることが分かります。しかし校則の自由化は偏差値が高い高校を中心に行われており、私服登校できる全ての高校の平均偏差値は約60です。またこの傾向は私立高校でより顕著に表れています。
校則の自由化が進んでいるのは学生に多くのメリットがあるからです。以下がそのメリットの一部です。
通気性が悪くて暑すぎる、えりが硬くて首の皮膚が痛むなどの意見が制服に対してよく向けられています。私服登校できる高校ではこのような悩みを抱える必要がなくなります。
私服を着ることは個性の表現であるため、他者との差別化や自己主張がしやすくなります。また、自分の好みやスタイルに合った服装を選ぶことで、ファッションへの興味や意識が高まり、自己肯定感や自信を高めることができます。
私服登校ができる高校では服装に関する基本的なマナーやルール(TPO)を学ぶ機会が増えるため、社会性やコミュニケーション能力の向上につながります。
自分のスタイルに似合う服を選ぶなど、おしゃれでな学校生活を送ることができます。
私服登校にメリットが多くあるものの、全ての高校で実施されていないのはデメリットもあるからです。
毎日着るための私服を準備し、季節が変わるたびに買い替えることも考えると私服登校できる高校はお金がかかります。また服装を通して学生間での経済的な格差が表れてしまうこともあります。
今までずっと制服を着ていた学生生活から私服に切り替わると、あたかも校則が存在しないかのような感覚に陥ってしまうことがあります。服装だけが自由化したと理解する必要があります。
最初の1年間はすごく楽しく私服で登校できるかもしれません。しかし私服登校に慣れてしまえば、今度は逆に私服登校が面倒に感じてしまうかもしれません。3年間服のコーディネーションを考えるのは大変なことです。
自由な服装で学校に通えることにはたくさんのメリットがあり、私服登校ができる高校はすごく魅力的です。しかし高校選ぶ際は他のことを優先するべきです。将来の夢を叶えることができる高校を偏差値や進学実績、入試方法、カリキュラムなどで選ぶことをおすすめします。私服登校ができるかはおまけ感覚で考慮しましょう。
以下のブログで各県の私服登校ができる高校について一覧できる形式でまとめているのでぜひご覧ください。
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